マルディ・ヒマール・トレッキングの旅は、カトマンズからポカラ、ダンプスを経て、標高4000mの展望台までの冒険でした。途中、雨季ならではの美しい緑と山々の景色を楽しみ、バダル・ダンダでは日本人トレッカーとの思いがけない出会いもありました。ハイキャンプでは、ポカラの夜景と山々の美しさを堪能し、翌朝は早朝5時に展望台へ登り、息を呑むような絶景に感動。下山後は、シディング村で地元の山菜カレーとお米を楽しみ、ポカラへと戻りました。写真や動画では伝えきれない、この貴重な体験はぜひ自分の目で見るべきです。
マルディ・ヒマール・トレッキングの旅がついにスタート!カトマンズから飛行機でポカラへ向かい、上空から眺めるヒマラヤの壮大な景色に胸が躍りました。
ポカラに着くと、まずはレイクサイドでランチ。フェワ湖を眺めながらの食事は最高で、しばらくのんびり過ごしました。午後4時頃、4WDでダンプスへ出発。ダンプスに到着すると、夕焼けに染まる山々が迎えてくれました。夜はキャンプファイヤーを囲みながらBBQ。焚火の暖かさと満天の星空の下、旅のワクワク感が一気に高まりました。こうしてトレッキング前夜のひとときを満喫し、ホテルで一泊しました。
翌朝、早起きして身支度を整え、6:30にいよいよトレッキング開始!ひんやりとした朝の空気の中、一歩一歩山道を進みました。しばらく歩いた後、デウラリで朝食タイム。温かい食事と山の澄んだ空気で、体も心もリフレッシュ!この先の道のりがますます楽しみになりました。
トレッキングの道中、目の前には鮮やかな緑が広がり、景色はまさに絶景!8月の雨季ならではのしっとりとした雰囲気が、山の美しさをさらに引き立てていました。
雨に濡れた森の緑は一層深みを増し、涼しい風が心地よく感じられます。時折降る小雨が、まるで山全体を包み込むようで、普段とは違う特別なトレッキング体験になりました。
午後3時頃、ようやくフォレストキャンプに到着!長い道のりを歩いた後、ようやく休息の時間です。8月の雨季らしく、道中はずっと雨に降られ、靴や靴下、服までびしょ濡れ。さっそく乾かしながらひと休みしました。
雨で冷えた体を温めてくれたのは、熱々のスープと薪ストーブの暖かさ。シンプルだけど、この寒さの中では何よりのごちそうでした。夜はチキンディナーを楽しみ、雨音を聞きながらホテルでぐっすり休みました。
朝7時、フォレストキャンプを出発し、ローカンプを経由してハイキャンプを目指しました。道中は豊かな緑に囲まれ、静かな森の中を歩く時間はとても心地よかったです。
天気はあまり良くなかったものの、運よく雲が晴れる瞬間もあり、アンナプルナやマチャプチュレの壮大な山々が姿を見せてくれました。そのたびに足を止めて、仲間と感動を分かち合いました。
午後3時半ごろ、ついにハイキャンプへ到着!長い道のりを歩いた疲れはありましたが、標高が上がるにつれて広がる景色に、心が満たされました。
バダル・ダンダの下、深い森の中を進んでいると、前方から一人のトレッカーが降りてきました。すれ違いざまに彼が「こんにちは」と声をかけてくれました。まさか、こんな遠くネパールの山奥で日本語を話すとは…!彼が誰なのかは分からないけれど、故郷の言葉を交わした瞬間、なんだか不思議な気持ちになりました。
そこからさらに登り、バダル・ダンダの美しい景色を楽しみながら進むと、午後3時半ごろハイキャンプに到着。ちょうどその頃、雲がサッと晴れ、目の前にアンナプルナとマチャプチュレの壮大な姿が現れました。振り返ると、はるか遠くにポカラの街まで見渡せて、まるで神様がこの瞬間を演出してくれたような気がしました。
夕方、天気がすっかり晴れ、ポカラの街の灯りが遠くに輝く中、目の前には雪をかぶった山々が美しく浮かび上がりました。その景色は、言葉では表現しきれないほど素晴らしく、心に深く刻まれました。
ティーハウスのスタッフがホテルの部屋の前に小さな焚き火を作ってくれ、そこから眺める山の景色はまさに特別なひととき。暖かな火を囲んで、静かな夜を楽しみながら、ディナーもいただきました。心地よい温かさと美しい景色に包まれ、穏やかな夜を過ごしました。
その後、ホテルでゆっくり休み、次の日のトレッキングに備えました。
翌朝、ホテルに荷物を置いて、早朝5時に出発。目指すは4000mの展望台です。歩きながら、空気がひんやりと冷たく、心が引き締まりました。
到着すると、目の前には言葉では表現できないほど壮大な山々が広がっていました。遠くから見える大きな滝が山から流れ落ちる様子は、まさに自然の力を感じさせる光景。
この景色を言葉や写真、動画で伝えることはできません。もし冒険心を持っているなら、ぜひ自分の目で見て、体験してほしい。感じることができるのは、その瞬間だけ。
標高4000mの展望台で、ヤクミルクティーを飲みながらひと休み。その後、下山を始め、ホテルで朝食をとりチェックアウト。さらに、バダル・ダンダでランチを楽しみました。
その日中にシディング村に到着し、そこで山菜カレーとお米のフレークを食べました。素朴で美味しい地元の料理に、心も体も満たされました。
食事を終えた後、4WDに乗り込み、ポカラへと戻りました。トレッキングの疲れを感じつつも、心に残る充実した一日でした。